インドネシア共和国は多くの島々からなる海洋国家で、300以上の民族による多様な文化を保持し、若年層が多いことが評価されています。弊社、MACCA INSPIRASI NUSANTARA (マッチャ・インスピラシ・ヌサンタラ）はインドネシアの中央に位置するスラウェシ島にある送り出し機関（LPK）で、日本で働くことを夢見る誠実で勤勉な若者を支援するために設立しました。

弊社の母体は2017年に設立した「マッチャ日本語」というの日本語の教育機関で、今までYOUTUBE の動画を中心に日本語を教育に携わっており、日本での就労を希望する若者に日本語教育を提供してきました。このほど、MACCA INSPIRASI NUSANTARAはインドネシア政府労働省から正式に認可され（2023年７月）、送り出し機関として運営を開始したところです。マッチャ(MACCA)とはスラウェシの主要民族であるブギスの言葉で、「上手」という意味です。“MACCA NIHONGO”は「日本語が上手」という意味で、日本語に長けた誠実で勤勉な人材を育成する目標を持っています。

今までスラウェシ島では送り出し機関がほとんど無かったため、日本で働きたい若者はなかなかアプローチできずにいました。スラウェシの職業専門高校などの卒業生は様々なスキルを持っているにもかかわらず、直接、日本からの求人に応募できずにいたのです。弊社はスラウェシの若者たちの夢の実現を支援するべく、技能実習や特定技能制度で日本での就労を希望する若者たちの送り出し業務に着手いたしました。

MACCA 送り出し機関は今まで建設、農業、畜産、介護、食品加工などの業種の実習候補生に日本語教育を提供してきました。

また、特定技能資格及び日本語学校への留学前の教育および日本の企業に人材紹介も行ってきました。

MACCA 送り出し機関は南スラウェシ州労働局の監視下で運営されています。弊社はマカッサル市に位置し、マカッサル市労働局と協力して市内の人材発展に取り組んでいると同時に、

市内にとどまらず、南スラウェシ州全域のゴワ県マロス県パレパレ市の様々な教育機関と協力関係を築いています。